あけぼの歯科医院

以前に比べて歯並びがガタガタになってきた!そのワケ②

こんにちは、渋谷区桜丘町の歯医者「あけぼの歯科医院」の矯正担当医です。

 

前回のブログの続きをお話ししたいと思います。

 

 

 

歯は、歯同士もしくは食物とぶつかってすり減ったり(咬耗)、ムシ歯によって壊れたりするので経年的に小さくなっていきます。

歯と歯は接触点という点によって隣の歯、もしくは上下の歯と接触している訳ですが、この接触点がなくなると、新たな接触点を求めて動き始めます。これが垂直的に言うと骨から出てくる方向に、水平的に言うと前方に向けて起こります。

 

 

 

 

 

これが長い時間をかけて起こり続けると、点だった接触点がやがて面になり、歯はどんどん前方へ移動していきます。

面の状態で規律が取れていればいいのですが、ひとたびその列から外れる歯が出現すると歯の傾斜や移動が加速する可能性があります。

 

親知らずの存在や歯周病の状態もその動きを助長する可能性があります。

もちろん虫歯などが原因で歯本来の形が変わる(詰め物、被せ物をする)ことによっても変化することもあるようです。

 

このように以前に比べて歯並びがガタガタになってきた!と感じていた方はこんな現象が起こっている可能性があるのでご注意ください。

 

 

また食べ物を噛む時以外に歯と歯が接触している方は、歯・歯槽骨に負荷がかかるので意識的に離すようにした方がいいでしょう。

 

身だしなみに毎日気をつけるのと同じように、お口の中、またはそれらを取りまく周囲の組織にほんの少し思いを馳せていただくことで、機能・形態を維持することはできるかもしれません。

 

歯並び・噛み合わせでお困りの方はあけぼの歯科医院まで是非一度、無料矯正相談にお越しください。お電話はこちら(03−3461−3424)まで。