こんにちは、渋谷区桜丘町の歯医者「あけぼの歯科医院」の陣之内です。
台風16号が関東に接近していますね。幸い上陸は免れそうですので診療にも影響はなさそうです。
今日のように気圧が低い日は実はお口の中に影響を及ぼす時があります。
特に歯の根の治療（根管治療）を継続中の方によく見られます。
神経を取る治療（抜髄）を受けた歯が再び口腔内の細菌に感染すると中の充填物伝いに感染が進行し歯の根の先端から外に出ます（根尖性歯周炎）。根尖性歯周炎の場合根の先端周りで膿の袋になる事があり、内圧が高まると激しい痛みを伴うようになります。
これを治すには感染根管治療を行わなければならないのですが、新しく神経を取る治療に比べて一度治療してある歯の処置になるのでとても大変な事が多いです。
昔神経を取って被せ物をしてもらった覚えがあり、尚且つ低気圧の日や体調不良の日に疼く感じがある方は要注意です。
台風の季節はそろそろ終わりかと思っていましたが、この台風一過の後はグッと秋が深まりそうですね。
長かった緊急事態宣言も昨日までで解除となり、来る第６波までの間少しは動きやすくなるとは思います。
定期健診や途中で止まってしまっていた治療の再開など、気軽にお問い合わせ下さい。