あけぼの歯科医院

矯正治療終了が本当の意味での終了では無いワケ②

 

こんにちは、渋谷区桜丘町の歯医者「あけぼの歯科医院」の矯正担当医です。

 

「矯正治療終了が本当の意味での終了では無いワケ」

前回のブログで矯正治療の終了と同時に後戻りとの戦いが始まるとお話ししました。今回のブログではその後戻りを起こさない様にするにはどうしていったらいいか、についてお話ししていきます。

 

 

矯正治療を終えた後、歯並び噛み合わせを保つために使用するのが「保定装置(リテーナー)」と呼ばれるものです。

 

そしてこの保定装置を装着し、後戻りしていないか注意深く観察する期間を「保定期間」と言います。

この保定期間をないがしろにしてしまうとせっかく頑張った矯正治療が水の泡になってしまうこともありますので注意が必要です。

特に矯正治療が終了してから初めの1、2年は容易に後戻りしやすいと言われているので要注意です!

 

また、保定装置をしっかり使っていても、ある要因によって後戻りが起こることもあると言われています。

 

それが以前お話ししたこともある、舌癖などを含む習癖です。

舌癖に関する記事はこちら

習癖に関する記事はこちら

 

保定装置は水平的な後戻りを防止することに対しては有効ですが、垂直的な後戻りに対しては弱いものもあるので矯正治療期間を通してこれらの習癖をなくす・少なくすることが後戻りの予防にも寄与します。

 

これ以外に後戻りに影響を与えるものとして親知らずの存在も挙げられます。親知らずが全て悪いということではなく、その生え方や位置によって影響を及ぼしやすいかどうかは変わってきます。必ず抜かなければいけない訳ではないのでご安心下さい。

 

 

歯並び・噛み合わせでお困りの方はあけぼの歯科医院まで是非一度、無料矯正相談にお越しください。お電話はこちら(03−3461−3424)まで。