こんにちは、渋谷区桜丘町の歯医者「あけぼの歯科医院」の矯正担当医です。
患者さんが頑張って、時間もお金もかけて辿り着いたゴール、その瞬間は私たち歯科医師にとっても大変喜ばしいひとときです。
しかしその瞬間から実は新たな戦いの火蓋が切られているのをご存知でしょうか!?
その戦いとはズバリ「後戻り」です。
「後戻り」とは、矯正治療によってきれいに揃った歯並びが元に戻ってしまう現象のことを言います。矯正治療期間中は装置によって思い通りの位置まで歯を動かし、固定し、維持することができますが、終了と同時に装置を外すと歯は自由に動くことができ、元の位置に戻ろうと動き始めます。
そもそも矯正治療とは、歯を骨の中で動かしていく行為ですが、その際骨を壊したり逆に作ったりしながら動かしていくので、終了時に固まりきれていない骨があると歯はとても動きやすいのです。
したがって、矯正装置が外れたから終了ではなく、その歯並びや噛み合わせを保っていくための期間を経て本当の意味での終了になるワケです。
では、その後戻りを起こさないために、一体どうしたら良いのか。
次のブログに続きます。歯並び・噛み合わせでお困りの方はあけぼの歯科医院まで是非一度、無料矯正相談にお越しください。お電話はこちら(03−3461−3424)まで。