こんにちは。渋谷区桜丘町の歯医者「あけぼの歯科医院」の歯科医師・陣之内です。
本日より当院にある最新設備を少しずつご紹介していこうと思います!
第1弾は「歯科用CT」です。
そもそも病院でCTを撮ってもらったご経験はありますか?
病院で撮るCTスキャンは台の上に寝そべって大きな筒で全身をスキャンするのがお馴染みの光景かと思います。
一昔前までは歯科でCT画像が必要な時は医科にお願いして撮影してもらい、頭部の情報だけを使うというのが一般的でした。
しかしこの方法だと撮影時間が長い上に必要以上に放射線被爆をする事になるばかりか歯科で必要とするレベルで細かくハッキリと見えない事も多く、少しハードルが高い検査というのが実状でした。
そこで登場したのが「歯科用」のCTです!
歯科治療でCT画像が必要なケースの多くが上顎と下顎の領域に限定されます。
お口の中の領域に特化する事で被爆量・撮影時間共に少なく、解像度も高くなりました。
(※ 被爆量は旧来の医科用CTに比べると1/8~1/50、撮影時間は約12秒)
歯科用CTはインプラント・親知らず・根管治療・顎関節症・矯正・歯牙移植などの診断で大いに役立ちます。
最近では親知らずや根管治療の難症例では保険適応になるケースもあります。
当院では治療の確実性・安全性を向上させる為の有意なツールとして日々活用しています。
次回は歯科用CTは実際どのように診断に役立っているのかを少しお見せしようと思いますのでお楽しみに!