こんにちは、渋谷区桜丘町の歯医者「あけぼの歯科医院」の陣之内です。
更新がしばらくぶりになってしまいました。以前の投稿の続きになります。
歯科治療において現在ではマストアイテムとなった手術用顕微鏡ですが、その種類は様々で各社それぞれ特徴を備えて発表されています。元々は脳外科等の分野で広く使われていたと聞きますが、歯という小さな世界の中での治療という意味では歯科の治療にはもってこいという事で少しずつ広まるようになってきました。
それでも高価な設備な上に習得にトレーニングが必要な為、2021年現在でも全ての歯科医院にあるという機材ではないのが現状です。ある調査では全国の歯科医院におけるマイクロスコープ普及率は3~4%と言われています。
当院ではそんなマイクロスコープの中でも最高峰と目される「カール・ツァイス社(Carl Zeiss)」のものを使用しています。同社は江戸時代のドイツで発足し、創業当初から精度への拘りを貫いてきた職人的企業です。創業者のカール・ツァイスと共同経営者となったエルンスト・アッベによって高精度の光学顕微鏡を算出し続けた同社は現在ではカメラのレンズや双眼鏡等他分野においても愛される高級ブランドとなっています。
(画像はSONYのHPより引用)
マイクロスコープが少しずつ普及していくなかで当然安価なエントリーモデルのメーカーも出てきていますが、やはり使い手からすると長い歴史の中で培われてきた逸品とは一線を画します。
精度への飽くなき追及をしていった同社のフィロソフィーと当院での精密な治療へのそれは似ている点が多く、今は切っても切り離せない相棒と化しています。
根管治療だけでなく高精度で緻密な保存修復治療等、様々な場面で活用していますのでご興味ある方は是非お問い合わせ下さい。