インプラントについて
安全なインプラント治療を行うために、当院では万全の体制を整えています。
インプラント治療における
こだわり
当院では、インプラント治療において、安全でかつお客様に満足していただける治療を目指しています。また治療後もより長くお口の健康状態を維持していただくためのアドバイスもしております。 以下、当院のインプラント治療をご紹介いたします。
こだわり1安全な治療
巷ではインプラント関連の悪いニュースが取り沙汰されています。
当院では患者様の不安を解消するために当たり前のことではありますが「安全な治療」にこだわっています。
インプラント治療の基本を行いそのための努力は怠りません。そして、患者様に安心して治療を受けていただくために以下の取り組みを徹底しています。
万全の滅菌体制と衛生管理
日ごろから術中に使用する器具の滅菌や、診療室の衛生管理は徹底しております。
また、少しでも感染リスクを少なくするため、手術にはアシスタントを付けています。
これは術中に執刀医の手が不衛生なものに触れるのを防止するために行っています。また手術の数時間前から他の患者様の診療室への出入りを禁止しています。
こだわり2「インプラント」以外の選択肢も視野に
治療方法は患者様の抱えている問題によって様々。したがってインプラント治療が一番良い治療法とは限りません。
もちろんインプラントは他の治療にはないメリットがありますが、万能ではありません。
例えば、外科処置が伴うため、患者様によっては不安を感じるかもしれません。
大事なのはお客様がどうしたいかであって、インプラント以外に入れ歯やブリッジなどの治療法もあります。
当院ではお客様のお話を伺って、最適な治療法を提案いたします。
こだわり3「超音波」による外科手術
口の中はとてもデリケートにできており、たくさんの神経や血管が集中しています。そのため、少しでも手術を誤ってしまうと神経や血管を傷つけてしまいます。
当院ではこのような繊細な外科手術を行う際、ピエゾサージェリーという超音波を発する機械を使用します。
ピエゾサージェリーは超音波を使って骨を切断する機械ですが、当院でこの機械を使用する理由は歯茎や神経・血管を切断できないことにあります。
ですので従来のドリルによる外科手術と違い血管や神経を傷つけることなく、安全にインプラント手術ができます。
また、骨へのダメージも少なく切断できるため早期の治癒も望めます。
当院では最先端の機器を導入することで、より確実でより安全なインプラント手術を実現しました。
こだわり4 骨を増やす手術を実施
そもそも、埋め込みたい骨の部分に十分な厚みや高さが無いとインプラントは実施できませんでした。
しかし当院では骨を増やす手術を実施することで他院で手術を断られた患者様にもインプラント手術を行っております。
例えば、その治療法のひとつとして上顎洞底拳上術(サイナスリフト)とよばれるものがあります。
上顎の骨の上部にある空洞に自分自身の骨や骨補填材などを移植して骨を増やすことにより、インプラント治療がうけることができるようになります。
それ以外にも様々な治療法があり、他院で治療を断られた方もぜひ一度ご相談ください。
骨を増やす手術の種類
サイナスリフト
上顎の骨が少ない患者様に施術します。上顎の奥歯の上方には「上顎洞」(サイナス)という空洞があります。この空洞に補填材(骨と同様の組成で最終的に自家骨に置き換わっていくもの)を填入することで、骨をつくっていきます。
ソケットリフト(オステオトーム)
サイナスリフトと同じく、上顎の骨が少ない患者様におこなう手術で、ソケットリフトは、4mm以上の骨の厚みがある場合に行われます。骨の厚みがそれ以下の場合は、サイナスリフトを行う場合が多いです。
「噛む」力は一本一本の歯に
よって支えられている!
人間の歯は28本ありますが、歯を1本失うと、噛む力は大幅に低下します。
しかも失った歯が上の歯であれば、両隣の歯が倒れこんできますし、下の歯であれば上の歯が落ちてきます。
歯を失った場合、
3つの治療法があります
「歯を失った際、治療法としては「インプラント」「ブリッジ」「入れ歯」の3つがあります。当院で行っているこれらのの治療法についてご紹介します。
インプラント
インプラント治療は、歯が失われた箇所に人工のねじを埋め込みそこを土台として詰め物や被せ物をする治療法です。
この治療の素晴らしいところは、天然の歯と同程度の噛む力まで回復することができ、しかも周囲の天然歯に負担をかけることがないところです。
また、見た目もほとんど天然歯と変わりません。
近年様々なメディアでインプラントに関する情報が取り上げられていますが、現在の歯科医療においてかなり質の高い治療法と言えます。
ブリッジ
インプラント治療が普及する前に歯を失った場合における治療法はブリッジが第一選択肢でした。
右図のように失われた歯の両隣の歯を削り、そこに土台を作って両端から橋渡しをして失った歯を補います。
この治療法にはリスクがあり、それは土台となった両端の歯に大きな負担がかかる為、将来的には抜歯しなくては行けない状態になってしまうことです。
入れ歯
昔からある治療法として入れ歯があります。種類としては「部分入れ歯」と「総入れ歯」があり失った歯の本数や部位によって選択できます。
今までの入れ歯は「歯を壊す装置」と呼ばれるほど、その入れ歯を固定する歯に負担がかかり、その負担に耐えられず最悪の場合抜歯せざるを得ないケースもありました。また残念ながらインプラント、ブリッジに比べて安定感もありません。
ただ、近年は入れ歯に用いる素材や技術の向上により改善が進められ、快適に利用できる入れ歯を作ることが可能になり、一概に入れ歯は悪いとはいえなくなってきています。
詳しくは入れ歯をにて紹介しています。
治療により「噛む力」は
回復します!
歯を回復する治療法として、「インプラント」、「ブリッジ」、「入れ歯」がありますが、回復する噛む力は一緒ではありません。
「インプラント」は天然歯とほとんど変わらなほどまでに噛む力は回復します。ところが「ブリッジ」は天然歯の6割程度、「入れ歯」においてはなんと3割り程度しか回復しません。
この噛む力、あまりピンとこないかもしれませんが、人間が生きていくうえでこの噛む力はとても重要です。
噛む力が弱ければ食べられるものにも制約がかかってきますし、噛む行為はそのまま脳の働きに影響します。噛む力が弱くなると脳は徐々に委縮してしまい、「痴呆症・認知症」につながります。
ですので、もちろんインプラントが万能というわけではありませんが、この噛むという側面で治療法を検討するときインプラント治療はとても優れていると言えます。
インプラントに関するQ&A
インプラントをする人が増えているとはいえ、大がかりな手術が必要で費用も高いため、義歯治療では入れ歯やブリッジを選ぶのが一般的です。
それぞれの特徴をインプラントと比較してみましょう。
- Q:金属アレルギーでもインプラント治療は可能ですか?
- A:当院のインプラントの素材は純チタン製です。チタンは、金属アレルギーを起こしにくい素材ですのでご安心ください。被せ物(上部構造)の素材も金属以外から選ぶこともできます。
- Q:喫煙者でもインプラント治療は可能ですか?
- A:喫煙者でもインプラント治療は可能ですが、禁煙をお勧めします。理由は喫煙をするとインプラントが骨にうまく結合しにくくなったり、身体の抵抗力が弱まることで術後の傷の回復が遅くなります。
- Q:ホワイトニング剤は有毒ですか?
- A:基本的にホワイトニング剤使用により歯質が弱まるなどの健康被害の報告はありません。ただし、インターネット通販での購入は品質や安全面の問題から避けていただき、正規のルートでの購入をお勧めします。
- Q:妊娠中にインプラント治療の手術は可能ですか?
- A:手術は行えますが、術前の診査段階で行う歯科用レントゲンの放射線や精神的なストレスを考えると出産後の手術の方が良いと思われます。
- Q:インプラント治療に年齢制限はありますか?
- A:年齢制限は特にありません。ただ、高齢だと基礎疾患を考慮に入れる必要があるため、内科医との相談が必要です。
- Q:重度の歯周病です。インプラント治療は可能ですか?
- A:インプラント治療は行えません。なぜなら、歯周病の状態でインプラント治療を行ってもすぐに土台がしっかりしていないためインプラントが脱離してしまいます。
まずは歯周病治療を行う必要があります。歯周病治療を行えばインプラント治療はできますのでご安心ください。
インプラント治療の
内容について
(メリット・デメリット、リスクについて)
治療内容
インプラントとは、歯が抜けてしまったあごの骨に、手術によって金属製(通常はチタン)の人工歯根「インプラント」を埋め込むことで土台を作り、その上に人工の歯を被せる治療法です。
メリット・デメリットについて
メリット
仕上がりがキレイ
噛む力が天然歯と同程度まで回復する
虫歯にならない
デメリット
長い治療時間
保険適用外の為、治療費用が高額になる
外科手術を伴う
リスク
検査~計画を入念に行わないと手術後、ごく稀に血管損傷や神経麻痺が起こる
術後に、一定期間の腫れや痛みを伴う可能性がある